ステップ3:溶接
板金加工や機械加工で製作されたものの多くは部材であり、これらは接合されることが溶接です。
弊社の溶接工程は溶接ロボットと溶接技術者の両方があります。溶接の種類について、CO2溶接、アルゴン溶接、自動ファイバーレーザー溶接があります。
私たちが使っている溶接方法は、GMAW、GTAW、FCAW、FLWです。
- GMAW
ガスメタルアーク溶接(GMAW)は、金属不活性ガス溶接(MIG)および金属活性ガス溶接(MAG、CO2溶接とも呼ばれます)とも呼ばれ、溶接ワイヤと溶接部の間で連続アーク溶融を使用して、ワイヤとベースメタルを溶接して、溶接プールと溶接ビーズを形成します。
GMAWの利点は、無駄が最小限に抑えられ、破損が少ないことです。
GMAWは、一般的に炭素鋼とステンレス鋼のシートに使用できます。 - GTAW
ガスタングステンアーク溶接(GTAW)は、タングステン不活性ガスアーク溶接(TIG、アルゴン溶接とも呼ばれます)とも呼ばれます。 GTAWは、溶接アークに電流を送るタングステン電極を使用して、物体を加熱します。
GTAWの利点は、プロセスが安定し、溶接ビードがきれいになり、溶接強度と品質が向上することです。
GTAWは、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、マグネシウム、チタン合金の板金に一般的に使用されています。 - FCAW
フラックス入りアーク溶接(FCAW)は、溶接アークを使用して、連続した管状の溶加材と基板を接合します。
FCAWの利点:溶接中のスパッタが少なく、清浄が簡単で、溶接強度が高いほうです。
FCAWは、鋳鉄、ステンレス鋼、炭素鋼、インコネル、低合金鋼などの中厚板に適用される溶接技術です。 - FLW
ファイバーレーザー溶接(FLW)は、加熱範囲を精密コントロールでき、溶接歪みを縮小、および高速溶接プロセスを特長としています。 BLIKSENのファイバーレーザー溶接機にはダブルフィーダーが装備されています。 自動溶接の際に、うち側で溶接しながら、反対側で加工待ちの部品を置くことができます。
自動ファイバーレーザー溶接によって、大量生産でありながら品質も落ちることはありません。
どのような板金材料を扱うことができますか? 鉄(炭素鋼)、アルミニウム、ステンレス鋼の溶接に対応します。
BLIKSEN板金加工の応用分野
- 半導体製程製造装置
- 液晶ディスプレイ製造装置(FPD装置)
- 自動光学検査装置
- ソーラー電池、生産関連設備
- 情報通信設備
- 自動化装置
- 製薬機械及び医療関連機器
- 食品機械製造業界
- 医療機器
- プラスチック射出成形機
板金加工について、お問い合わせフォームにて随時にご利用してください。
特徴
溶接機と自動溶接機を両方装備
- 数の多いの板金部品は、自動溶接機を使用
- 数の少ない、または開発段階の板金部品は、職人の溶接による溶接手順の確認します。手順確認済みのものは改めて自動溶接に移ります。
異材質の溶接(鉄とステンレス)
- 異材質の溶接はプロの溶接技術者が行います
AWSシステム
- アメリカ溶接協会(AWS)WPS/PQRシステムとはPQRがまず各パラメータで溶接した部品でパラメータの正確性を確認してから全ての溶接工も同じパラメータで溶接することです。溶接の結果は全て弊社のCWIが結果を審査し、合格判定を行います。
- 新しい板金溶接リクエストごとに適切なWPSを開発する
- PQR、WQRを作成し、溶接方法を書き込み、ファイルに保存します
- 溶接方法
- コネクタの選び
- 溶接姿勢
- このWPSの材料、電極材料、ガス、電流、温度
溶接設備
ファイバーレーザー 溶接設備
KANFON Fiber Laser Welding
- ファイバー溶接:溶接の変形量が少なめ、精度の高い部品が作れる
六軸多目的
ロボットアーム
DAIHEN FD-B6
- 様々な溶接ガンやセンサーを装備できます
- 動きが迅速で総合加工時間が短くできます
多目的ロボットアー
DAIHEN FD-B6L
- 長いアーム構造で幅広く作業できます:アームの伸び範囲、Pポイントは2008mmまで
- 生産中の各場面に応用できます:溶接、運びなど様々の使い方がある
溶接機
DAIHEN Welbee Inverter P350
- 精密且高品質の溶:OTC特許取得済みの「WELBEE」溶接専用LSI、溶接電流と電圧で高速サンプリングができます
- OTCはアルミニウムの波形を制御し、TIG溶接に匹敵するうろこビードを実現できます